Vert-X 90E - 自動車製造用ロータリエンコーダ
Contelec製 Vert-X 90E は、自動車業界向けに開発された、非常にロバストでフラットなセンサーソリューションです。物理的に分離された「位置エンコーダ」と「センサー」ユニットからなる非接触式ロータリエンコーダです。位置エンコーダは、回転体に取り付けられた受動的要素(磁石)です。一方、アクティブセンサーは、位置エンコーダからある程度離れた物体に位置決めされて固定されています。
この非接触設計で、磁気アクチュエータと実際の測定システムとの間に直接の機械的な接続がありません。そのため、半径方向や軸方向の位置ずれが大きくても(数ミリ程度まで)精密な測定が可能です。ロータリエンコーダを取り付けると、広い設置公差にもかかわらず、測定精度を維持していることからも明らかです。時間の経過に伴う位置ズレも、角度測定の精度に悪影響を与えません。
非常にフラットな設計のロータリエンコーダ
この大規模用センサーの最も顕著な特徴は、非常にフラットであることです。これにより、これまでは考えられなかったような用途や位置での使用が可能になります。冗長性とデータ転送の面で最高の安全性とセキュリティ要件を満たすために、エンコーダに様々な冗長インターフェイスを取り付けることもできます。
Vert-X 90Eロータリエンコーダは、革新的なVert-X MH-C2技術をベースにしています。これにより、現場でインデックス点(ゼロ点など)や回転方向を簡単に設定することができます。