困難な用途・環境のためのプラグインセンサー
Vert-X 26シリーズで、Contelecは全く新しいアプローチを試しました。電子モジュールおよび機械の組み合わせを自由にすることで、全ての配置を可能にします。
例えば、農業用車両とその関連機器、フォークリフト、空中プラットフォーム、市町村用車両、土木車両、トラックなどのように、車両が一般的にニーズの変化や激しい摩耗にさらされる場合、様々な部品の交換をシンプルで簡単にする必要があります。インテグラルケーブルなどでつながず、直接周辺システムへプラグインできるロータリエンコーダですので、最大限の柔軟性があります。
プラグイン設計には様々なメリットがあります。センサーが故障しても、センサーを取り外して交換プラグを差し込むだけなので簡単です。サービスコストを大幅に削減することができます。大幅な変更が必要な場合でも、プラグ接続ですので、作業がより簡単です。例えば、交換用センサーへ新しいケーブルをひく必要がありません。
Vert-X 26 - 自由に組み合わせ可能なモジュール
現在市場にあるプラグインセンサーには、重大な欠点があります。機械モジュールと電子モジュールは密閉されたユニットで、限定されたモデルのバリエーションでのみ利用可能です。そのため、用途に特化した個別のソリューションを実現のは難しいことです。
ContelecのVert-X 26シリーズの一部である魅力的な価格のプラグインセンサーは、品質に妥協することなく全く新しいアプローチを採用しています。使用可能なモデルを限らず、機械モジュールと電子モジュールを自由に組み合わせることができ、あらゆる構成を可能にします。
機械的モジュールは、シャフトベアリングと、機械的取付けインターフェイスのための締結タブとを含みます。電子モジュールは、電子機器とコネクタを完全密閉ユニットに組み込んでいます。標準コネクタは4種類から選択できます。
この2つのモジュールを組み合わせることで、堅牢性、安定性、環境条件、耐衝撃性、耐振動性の点で最高の基準を満たすIP68/IP69Kの保護等級を備えた、高品質の完璧なロータリエンコーダが完成します。Vert-X 26の全種類が、現在の市場標準に対応しています。
実績のある MH-C/MH-C2テクノロジー
Vert-X 26ファミリーに採用されているセンサー技術は、おなじみのMH-CとMH-C2の技術をベースにしており、回転と角度非常に正確なの測定を可能にしています。
機械式モジュールは、シャフトとスライドベアリングまたはボールベアリングを選択でき、機械的取り付けの穴間隔は32mmまたは50mmのいずれかからお選びいただけます。
電子モジュールは、アナログ5ボルト、24ボルトのインターフェイス、またはCANのバリエーションでご利用いただけます。安全関連分野での使用を想定して、完全冗長化バージョンを用意しています。
カスタムロータリエンコーダソリューション
Vert-X 26ファミリーの柔軟なコンセプトにより、Contelecは各用途に合わせたロータリエンコーダソリューションを迅速かつダイレクトに提供することができます。人気タイプは十分在庫があるため、サンプルのご提供が滞りなくできます。
特定の信号処理や電気的特性が必要な場合など、利用可能なモジュールでは実装できないカスタムバージョンも、数週間でご提供できます。